今日僕は彼女にフラれた。

彼女にフラれた惨めな男が自分磨きに奮闘するブログ

失恋した時に見て救われた映画やドラマをご紹介します。【自分磨き】

こんにちは。さくらいです。

昨日は休日でしたね。昨日は朝からびっくりするくらい体が言うことをきかなかったので、開き直って映画とドラマを見まくってました。

1日家から出ずに色んな作品をひたすら見たのはいつぶりだろう。。なんだか嬉しいような、虚しいような気持ちになりました。

でも映画とかドラマを見ている時って、現実を忘れることができるし、知見とか価値観が広がってる感がするから好き。

話が変わるんですが、僕は2歳の頃から大学を卒業するまで、演劇をしていました。日本や海外の色んな作品を体1つで表現するような活動でした。小さい頃から何百というお話に触れてきたからなのかはわかりませんが、昔から人一倍映画やドラマの登場人物に感情移入してしまい、バカみたいに泣きます。そして長いこと余韻に浸っちゃうんです。

そしてハッピーエンドの物語より、報われなかったり、切ない気持ちにさせてくれたり、何かに気付かせてくれるような作品が大好きです。

今日は昨日みた作品の中から、うわぁ...最高。ってなった作品をご紹介できればと思います。

ゆるい非日常から気付かせてくれる「インスタント沼」

インスタント沼

引用:映画.com

「インスタント沼」は、麻生久美子が演じるジリ貧OLの沈丁花ハナメが会社を辞めて、非日常な日常を暮らすコメディー映画です。今まで数え切れないくらい何回も見てます。笑

僕が昔から好きな三木聡監督の作品で、この監督が作る作品はとにかくゆるくて、そしてエモい。見る人それぞれが何かに気づくことができる作品を生み出している方です。

日常の中に潜む本当に大切なことを、2時間かけてゆっくり気付かせてくれる映画です。

沈丁花ハナメが映画のラストで叫ぶ言葉、映画を通した上で聞くと響きます。

いい?

世の中の出来事のほとんどは大したことないし

人間泣いてる時間より笑ってる時間の方が圧倒的に長いし

信じられないものも見えるし

一晩寝れば、大抵のことは忘れられるのよ。

とにかく水道の蛇口をひねれ。

そして、その嘘と意地と見栄で塗り固められた

しょーもない日常を洗い流すのだ!

出典:インスタント沼

ぜひほっこりしたい、些細な日常に潜む幸せに気付きたいといった方はぜひご覧になってみてください。

 

絶望から生まれた憎しみが暴走する「ミスミソウ」 

ミスミソウ

引用:http://misumisou-movie.com/

 ミスミソウは、押切蓮介さん作の漫画「ミスミソウ」が原作の映画です。

初めて見たんですがこの映画、まじハンパない。上の画像にある通り、狂気そのものです。

簡単にストーリーをなぞると、東京からど田舎に引っ越してきた主人公の野咲春花が、転校先の同級生たちから壮絶ないじめを受けます。いじめはエスカレートし、ついには家族を焼き殺されてしまい、そこから彼女の復習が始まる...といった内容です。ここまで誰も報われないストーリーはなかなかありません。そしてここまで赤(血)と白(雪)のコントラストが美しい映画も見たことがありません。

主人公は中学3年生。色んなことを知り始めて、子どもではないけど大人でもない、微妙な年齢の子の狂気が画面越しに伝わってきます。でもこれって、、、実は身近なところにある、誰でも持つ可能性がある狂気なんじゃないかって思ってしまいます。だからなぜか野咲春花に共感できてしまう。登場人物はみんなネジが一本ぶっ飛んでいるのに。失恋したからなんですかね。笑

そして主人公を演じる山田杏奈の演技が上手い。表情が上手すぎて、野咲春花の心情に一気に引き込まれます。

愛ってなんだろう。憎しみってなんだろう。

グロい描写がちょくちょくあるので注意ですが、一見の価値ありです。よかったら。

ちなみに僕はまた今晩見ようと思っています。笑

切なくて胸が苦しい、青春恋愛映画「ソラニン」

ソラニン

引用:https://www.asmik-ace.co.jp/lineup/1286

この映画も何回見たことか...宮崎あおい演じる芽衣子と高良健吾演じる種田のラブストーリーです。アジカンの「ソラニン」という曲が題材となっています。

こんなに切なくて、胸が苦しい恋愛、最後の5分間は涙が止まらない。最後の5分間は、詳しく書くとネタバレになってしまうので書きません。

僕もバンドをやっていたこともあり、登場人物全員に感情移入してしまいます。数えきれないくらい何度も見ましたが、何回見ても号泣してしまう映画。語彙力が無さすぎて上手く説明できないのが辛い。笑

見たことがない人は四の五の言わずに見なさい!

歪んだ関係で幸せを探す「幸色のワンルーム」

幸色のワンルーム

引用:https://www.asahi.co.jp/sachiiro/

幸色のワンルームは、10話で完結するテレビドラマです。はくりさん作の漫画を実写化したものになります。

親からの虐待、同級生からのいじめ、学校の先生からのセクハラで居場所がどこにもない主人公の少女は、自殺しようとした時にストーカーだったマスクのお兄さんに誘拐され、幸という名前をつけてもらいます。そんな2人が、幸せとは何かを考えながら、変わりながら、警察と幸の両親から逃げるというなんとも奇妙なストーリーです。

奇妙な2人の生活の中で変わっていく考えや、幸せの定義、悩む2人に胸が苦しくなりながらも優しい気持ちで見ることができるドラマです。

「誘拐」という犯罪を正当化しているのでは?という声があったため、全国放送では途中で放送中止になってしまったらしく、関西でしか最終話まで放送されなかったそうです。なんともまぁ悲しい苦情ですね。

幸せの定義が人それぞれであること、正義(警察)の行いが本当に正しいのか、愛とはなんなのか。様々なテーマを見てる側にぶち当ててくるドラマで、1話から10話までノンストップで見てしまいました。

そして最後がとにかく泣ける。嗚咽が出るくらい泣いたのは、ハリウッド映画の「HACHI」を見た以来でした。笑

1話20分程度なので、ぜひ見てみてください。

映画やドラマは疑似体験のコンテンツ

Experience

拙い語彙力で映画の感想みたいなものをダラダラと書いてしまいました。笑

結局、映画やドラマ、音楽といった作品って、普段は体験できないことを疑似体験できるコンテンツだと僕は考えています。

色んな作品を疑似体験することによって、新たな考え方が生まれたり、自身の新たな可能性に気付けたりします。これは良いことです。疑似体験の時間は無駄ではありません。

その疑似体験は、頭じゃなくて心に素直になるべきだと思っています。だから僕はすごく感情的になる。笑いたい時は笑うし、怒りたい時は怒るし、泣きたい時は泣く。僕は1人で映画を見ている時、結構喋ってます。笑

そして見終わった後、余韻に浸りながらレビュー記事等を見に行きます。そこには僕が体験できなかった考えや感情が書かれていて、そこでも体験できることがある。そして知見や価値観がどんどん広がって、人間は成長していく。

こうやって人生を豊かにしていく方法があるなぁっと、今になって気付きました。遅いな〜。笑

失恋で落ち込んでいる方、何かで挫折して苦しんでいる方、色んな作品に触れてみましょう。きっと未来が開けてくると思います。

 

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それではまた次回お会いしましょう!